人生は、楽しいストーリーにしたもの勝ちだ

レベル1から始める人生劇場、行きまーす!

吸引力の変わらないA4チラシの話

お仕事でチラシのチェックをしていて

「あ、これかなり使える」と思ったことがあったのでご紹介。

ライティング、宣伝チラシを作るお仕事もしております(宣伝)

 

今日は、こんな感じのチラシを作ってました

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A4一枚で興味を引いて、言いたいことをサクッとまとめて、お客様に「サービスを使おうかな」と思わせて、即連絡したくなるというお手本みたいなチラシ。
図っぽい要素を入れて、文字数を少なくしているのがミソ。

 

このチラシをそのまんま使ってもグッと来ますが、入ってる3要素に注目するとさらに注目度が上がります。

 

① 反応せずにはいられない仕掛け

→このチラシではチェックリストですね。チェックリストが出てくるとチェックせずにはいられなくなるのが人の性(笑)

ただチェックさせるだけではなくて『チェックの結果、見込客がどんな反応を示したくなるか』まで織り込むのがポイント。

 

② お客様の悩みを見抜き、解決策を提示する

→ お客様の悩みや弱気の本音をスッと提示して手を差し伸べる……という流れ。

 

③ 連絡先が超わかりやすい

→ このチラシ、連絡先だけでスペースの5~6分の1ぐらい取ってます。一見もったいなく思えるんですが、『チラシの中から連絡先を探す』っていうのはそれだけでストレス。だから連絡先は『私は!!ここに!!いるぞ!!』ってぐらい大きくする。ウォーリーを探せになってはいかんのです(笑)

 

これ、1商品だけをアピールするチラシなどではかなり役に立つので、ぜひ活用してください^^

 

【人生逆転クエスト第5話】比較は暇つぶし!?

いらっしゃい。ここは成幸亭、幸せに成功したい冒険者のための酒場だよ。

今日は何をお望みだい?

 

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第5話

比較はヒマつぶし!?

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「(キョロキョロ)」

 

「ん? どうした? 知り合いでも探してるのか?」

 

「いや、そういうわけじゃないんだけど……改めてここに集まってる人を見ると、みんな強そうだなって」

 

「そりゃ、ありとあらゆる冒険者が来るからな。レベルも職業も装備もバラバラだ」

 

「うん。……変なこと聞くけどさ、私ってこの酒場ではどのぐらいのランクなの?」

 

「は?」

 

「厳密なランキングはないだろうけど、こう、レベル別に並べたときの順番とかさ、どうなのかなって」

 

「あー……なるほどね。

お前さん、今ヒマだろ」

 

「あ、はぐらかした」

 

「いや、はぐらかしてないぞ。事実を言っただけだ。人と比較するのはヒマ人の証だからな」

 

「……え、マジで」

 

「おうよ。考えてもみろよ、比較して経験値が上がるか? 新しい技を覚えられるか? もちろん、他人との違いを見つけることは大事だが、比較することそのものには百害あって一理なしだ」

 

「そうなの? 自分の立ち位置を確認するのにいいかなって思ったんだけど」

 

「それは『他人によって自分の位置が左右される』ってことだぞ。しかも、比較となると相手よりも上か下かしかないから、結局ゆがんだ感情に捕まっちまう。そんなことしているヒマがあったら、今積める経験を積むことだ」

 

「ド正論……ッ! で、でもさ、どうしても心をよぎることってあるじゃない? そのときはどうすればいいのかな」

 

「相手にしない」

 

「え」

 

「さっき俺がお前さんにやったことだよ。『比較したい』というささやきが来たらまともに取り合わないことだ。ヒマつぶしに付き合ってもしょうないだろ。
それでも気になって仕方がないときは、まったく別のこと……身体の感覚を意識するとか、まったく別の作業をするとか、気分を変える行動を取ることだ。目を閉じて足踏みするだけでもだいぶ違うぞ」

 

「そっか、これって相手にしなくていい感覚なんだね」

 

「そういうこった。さ、分かったら今日の仕事に行ってこい」

 

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本日のTIPS

● 比較はヒマつぶし

● 違いを見つけるのと比較するのは別物と心得る

● 比較したい気持ちには応対せず、別の行動を取る

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ドラクエと共に生きられる私って最高だな

先日、渋谷ヒカリエで9/12まで開催している『ドラゴンクエストミュージアム』に行って来ました!
公式サイトはこちら

dqmuseum.jp

 

一言で言うと

 

最 高 で し た 

 

ドラクエが好きな人は何を差し置いても行くべき。絶対に行くべき。特に1~6辺りが好きな人は泣く。私は泣いた!

入り口入ってすぐのところにドラクエ主人公のパネルがあって

ずーっと序曲が流れてるんですが

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もうこの時点で涙腺が決壊寸前(早すぎ)ところで女勇者どこ行った

 

中は撮影可能なところもちらほらあり

そりゃもうバシバシ撮りました

 

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このシーンと

 

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このシーンで涙腺決壊

他にも「わかっていらっしゃる……」と言いたくなるシーンがジオラマ化されてました。

 

シリーズごとに展示方法が違ったのもまた面白かった。

1~3はパネル展示、4~6はジオラマ展示(撮影OK)、7~10は映像展示。

それぞれの時代を反映してる感じで感慨深い。

7以降は『人間とは』というテーマが色濃く出ているんですが
そこをきちんと捉えた展示だったのが嬉しかったな~。
7の紹介でレブレサックとマチルダを出すセンス、さすがです

 

各シリーズをそれぞれの形でおさらいした後は
いわゆるお蔵だし資料館。

方眼レポート用紙に鉛筆で書かれた設定資料を前に
「あの世界が、この紙から始まったのか……」と感慨深くなってみたり。

 

行ってみて、改めて

ドラクエをリアルタイムで経験できる時代に生まれた自分、すばらしい!』

と自分に感謝したくなりました(そこ!?)

 

私、ドラクエの序曲のイントロだけで
体温が3度上がるんですが
それぐらい、鮮烈な思い入れを持てる作品に出会えるって
奇跡だと思うんです。

 

ほんの50年生まれる時代が違うだけで
ドラクエには出会えなかった。
しかも『ファミコン版からずっと追いかける』という最高のタイミングは、私が生きているこの世代しかない。

たかがゲームといえばそれまでですが
私にとってドラクエ
この時代に生まれてきた喜びを感じる最高のキッカケ。

 

序曲を聴くだけで自動的に心が震え、体温が上がる。

私に燃え盛る魂があることを、ドラクエは教えてくれる。

 

私にとってのドラクエ
あなたには全然別のものだと思います。

 

誰にでも、そういうもの
絶対ひとつはあると思うんです。

 

私にも一時期、ドラクエ好きであることを隠したり、
ドラクエで泣く自分を恥ずかしいと思ってた時期がありました。

たかがゲームで、って、自分で自分を縛っていたんです。

 

でもしょうがないじゃない、好きなんだから。
ドラクエの序曲は、私の魂に火をつけてくれるんだから。

 

出し方のコツには色々あるけど
その『好きだ!!』に誰よりも自分が素直であることって
本当に大事だと思うのです。

 

【人生逆転クエスト5話】やりたいことのヒントはDoing

いらっしゃい。ここは成幸亭、成功したい人のための出会いの酒場だ。

何をお望みだい?

 

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第5話

 やりたいことはDoing

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「そもそも、お前さん、何をして生きていきたいんだ?」

 

「それを今探してる」

 

「探してるのかよ!」

 

「うん。というか、あれだよ。

今までずーっと同じことしかやったことなかったから、その延長線上で独立できるんじゃないかって思って独立してみたのよ。

でも、やってみたら意外と上手くいかなくってさ。そのうち、これがやりたかったのかどうかすら分かんなくなってきて、でも引っ込みつかなくなってるって状態」

 

「なるほどな。思ったようにいかないことで自信がなくなって、やりたいかどうかすらわからなくなったってわけか」

 

「うん……あれ、これ一番最初に言っておくべきだった?」

 

「まあ、よくあることだ。そもそもやりたいことが決まっている奴っていうのはほっといてもどうにかする。その『やりたいこと』が心の芯になるからな」

 

「そうなんだよね……私が上手くいかないのって、結局やりたいことが見つからないで迷走してるからじゃないかって思うんだ」

 

「お前さん、やりたいことは『見つかる』と思ってるのか?」

 

「……え? そりゃそうでしょ」

 

「もしそれが『本当は知っているのに、見ないふりをしている』としたら?

というか、もうすでにやっている、としたら?」

 

「え、やってるなら成功してるじゃん! それはないない」

 

「……お前さん、青い鳥の童話は知ってるか?」

 

「知ってるよ。幸せの青い鳥を探して大冒険したものの、最後は青い鳥は自分の家にいたっていう話でしょ?」

 

「そうそう。あの童話と同じことがお前さんにも起こっていたとしたらどうだ?
あの童話の兄妹は、青い鳥を探す時に『家の中』を探さなかった。あの話のポイントは『家の中を探さないで外に出た』ことなんだよ」

 

「確かに、家の中探したら一瞬で終わったもんね。というか童話にすらならない」

 

「そう。わざわざ苦労しなくたって、あっさり幸せになれたのさ。同じことがお前さんにも言える。わざわざ探しに行くから大変な目に合うんだよ」

 

「そうはいっても……やっぱりピンとこないなぁ……何かヒントない?」

 

「ヒントは『Doing』だ。『Can』じゃなくて『Doing』、朝から晩までDiongだ」

 

「い、いきなりマスターがラッパーに」

 

「ふ、実は俺にはかつてDJとして名を馳せた時代が……って、違う違う! つまり『できる』じゃなくて『やっている』ことに目を向けろってことさ。無意識なぐらい、自然にやっていることだ。無意識にできるってことは、やりたがってるってことだからな」

 

「無意識にやっていること……それって、今はお金に繋がらなさそうでもいいの?」

 

「その『やっていること』は、言い換えればお前の職業名だ。その職業を名乗ることと稼ぐことはまた別だろ? だからまずは気づくことだ。無意識にやっている、つまり『やりたくてたまらなくて、今やっていること』にな」

 

「確かに、そこから始めるんだったら苦労も苦労にならずにできるね」

 

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本日のTIPS

● やりたいこととは『Doing(やっていること)』である

● やりたいことを外に探すと見つからなくなる

● やりたいことは、実は無意識にもうやっている

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【人生逆転クエスト第4話】見た目は正義の真の理由

いらっしゃい。ここは成幸亭、成幸したい冒険者のための酒場だよ。

今日は何をお望みかい?

 

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第4話

『見た目は正義の真の理由』

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「そういえば、お前さん。その格好で活動してるのか? お世辞にも、その……まあ、好みは人それぞれだが、なんだ……村人Aみたいな格好だぞ」

 

「え? ダメかなこの格好。動きやすくて気に入ってるんだけど」

 

「ダメとは言わんよ。チャンスも全力で追い払ってるがな」

 

「なにそれこわい! 何、『かわいいは正義』とか『ただしイケメンに限る』とかそういうこと!?」

 

「違う違う。俺が言ってるのは装備の話だ。

例えば、お前さんがここに冒険の仲間を探しに来たとしよう。
お前さんの前にはなかまになりたそうにこちらをみている2人がいる。もちろん初対面だ。Aの装備はひのきのぼうにぬののふく。Bの装備ははがねのつるぎに鉄の鎧。
お前さんなら、どっちに声をかける?」

 

「Bに決まってるじゃん、そんなの」

 

「なんでだ? お前さんは二人と初対面、それぞれのレベルも実力も性格も知らないんだぞ?」

 

「あー、それはその……ほら、ちゃんと冒険したいなら、それなりの装備が必要というか、Bの人はそれがわかってるというか……そもそもAとBが同じレベルだなんて思わないもん」

 

「ほら、お前さん今、『見た目が大事』の理由を自分で言ったぞ」

 

「……あ、そっか。Aの人はそもそも、仲間になろうって声をかけてもらうチャンスが少なくなっちゃうんだ」

 

「そういうことだ。人には相性があるし、実力も千差万別だ。今は分かりやすいようにレベルという言い方をしているが、実際の世界には明確な能力値なんてない。となると、『まず相手に好印象を与えられるかどうか』が、チャンスをもらえるかどうかの分かれ目になる」

 

「Bさんのレベルが1だったとしても、そこで仲間になって経験を積めばいいんだもんね」

 

「そう。だから見た目は大事なんだよ。持って生まれた顔がどうこうではなく、『いかに見た目を整えられるか』がチャンスには関わってくる。自分が魅力的に見える見た目を追求することは、それだけで可能性を広げるんだ」

 

「たしかに、交流会とかセミナー行った時も、似合う服装、きちっとした服装してる人に目が行くね。相手のことは知らないけど目に入る」

 

「ああ。だから、チャンスを掴みたいならば見た目にもこだわりを持つこと。それだけで相手からの見る目は変わる。もちろん、そこで来たチャンスをものにできるかはお前さん次第。ただ、チャンス自体を引き当てられる可能性が上がるなら、悪くはないだろ?」

 

「そりゃそうだよ! 経験積みたいもん! よし、今日は服買いに行こうっと」

 

 

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本日のTIPS

● チャンスが始まるかどうかは見た目で決まる部分がある

● 自分が魅力的に見える見た目を追求しよう

● 似合うかどうか、場に合うかどうかを大切に

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【人生逆転クエスト第3話】レベル3のダメージ管理方法

いらっしゃい。ここは成幸者の酒場。成幸したい冒険者が集う酒場だよ。

今日は、何をお望みだい?

 

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第3話
駆け出し冒険者、『10ダメージ』を誤解する

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「おはよう。昨日は派手にやられたみたいだな」

 

「おはようございますマスター……うん、勢いに乗って行こうとアポ取りしたんだけど、玉砕した」

 

「おーおー、行動したんだからきっちり経験値は積まれてるぞ、いいじゃないか」

 

「……やっぱり、断られると凹むよ」

 

「そりゃ当然だな。駆け出しなら、断られてショック受けないほうがおかしい」

 

「あ、そうなんだ? 私てっきり『こんなことでダメージ受けてたら先に進めねーぞ』ってハッパ掛けられるかと思ってた」

 

「もちろん最後はそうするさ。でもお前さん、『失敗は成功の元』とか『成功者は1の成功の裏で99失敗している』とか言っても聞かないだろ?」

 

「聞かないというか、『そんなこと頭では分かってるんです! でも切り替えられないからしんどいんです!』って反撃したくなるかな」

 

「よし、じゃあ今日はそこの話をしていくとするか。つまりは『ダメージの管理方法』だ。

 

今回の話の『ダメージ』は主に精神的ダメージ、まさに今お前さんが言ったような『断られたり何か言われたことによるショック』を指す。

 

まず最初に大事なことなんだが、断られてショックを受けるのは当然だ。そこを否定するとドツボにはまる。『こんなことでショックを受けるなんて、あたしってほんとバカ……』なんて、二重に落ち込むのが最大の悪手だ。それは覚えておいてな。

それを踏まえて……だ。

成幸者のレベルと、お前さんのレベルには現在、大きな開きがある。当然、『ちから』『すばやさ』『たいりょく』といったパラメータにも差がある。これは分かるか?」

 

「うん、分かる。成功してる人が落ち込まないのは、それだけ鍛えられているからだよね」

 

「そうだな。今回はもう一歩深いところを突いていこう。
例えば、1回断られるとダメージを10受けると仮定する。お前さんの今のHPは15だ。さて、このときの『10のダメージ』は大きい? 小さい?」

 

「どう見ても瀕死です」

 

「じゃあ、もしお前さんのHPが200あったとしたら、10ダメージはどう感じる?」

 

「……かすり傷。それこそ『舐めときゃ治る』ぐらい」

 

「だよな。でも、どちらも『10のダメージ』という意味では変わらないんだよ。変わってるのは受け手側のHPだ。受け手側のHP次第で、ダメージの捉え方は変わる」

 

「……つまり、成幸者は失敗を気にしてないんじゃなくて、体力が十分にあるから余裕を持てているってこと?」

 

「その通り! 逆を言えば、HP15のお前さんが失敗のダメージで落ち込むのは当然だ。ごっそり持ってかれてるからな」

 

「そっか……こんなことで落ち込むなんてって自分を責めてたけど、落ち込むことそのものは普通なんだ」

 

「ただし」

 

「ただし?」

 

「俺は『落ち込むのは当然』とは言ったが『落ち込み続けていい』とは言ってない」

 

「うっ」

 

「駆け出し冒険者がやりがちなのが、落ち込んだ自分に注目し、足を止めてしまうことだ。これは百害あって一利なし。ダメージが大きく感じられる分、痛みに注目してしまうんだが、見るべきものは他にある。HPを上げるためにお前ができることは何だ?」

 

「レベル上げ」

 

「だよな。じゃあ、どうしたい?」

 

「まずはコミュレベルを上げるために人に会いに行くか、スキルレベル上げるために勉強するか……どっちにしろ、経験積みに行くよ」

 

「だな。これもRPGと同じだ。ダメージ受けたら回復するか先に相手を倒すかだろ。少なくとも傷口の観察なんてしない」

 

「そんなことしてる暇ないもんね」

 

「そう。だから『落ち込んでいるヒマはない』『悩んでいるヒマはない』んだよ。経験値とは『外部と接する行動』のことだ。人に会うのもブログ書くのも、外にあるものを取り入れる(学ぶ)のも、どっちも外部と接しているから経験になる。対し、悩み落ち込みは外との接点がない。つまり経験値が貯まらない」

 

「嘘……私の悩み、ムダ過ぎ……?」

 

「おう、ムダだぞ。景気づけに朝飯作ってやるから、それ食べて行ってこい」

 

 

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本日のTIP

 

● 初期状態では心の最大HPが低いので、ダメージが大きく感じられる

● レベルが上がればHP増えて、余裕ができてくる

● 経験値は『外と接する』ことで貯まる。レベル上げたいなら外に行け

 

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【人生逆転クエスト第2話】レベルは掛け算。

いらっしゃい。ここは成幸亭、成幸したい冒険者のための酒場だよ。

今日は何がお望みだい?

 

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第2話『レベルは掛け算』

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「マスター、前回コミュニケーションレベルの話したけどさ。そもそも、どうして『コミュニケーションレベル』と『スキルレベル』を分けてるの?」

 

「そりゃお前さん、分けた方が気楽に成幸できるからに決まってるだろ」

 

「気楽……?」

 

「そう、気楽。駆け出し冒険者はとにかく諦めとの戦いだからな、気楽に捉えることが何より大切なんだ。じゃあ今日はその辺の話をしようか。

スキルレベルについては、ここでは特に言うことはない。普通に『自分が今できること』だと思ってくれ。

で、今お前さんが言ったとおり、冒険者としてのレベルは『スキル』と『コミュニケーション』の掛けあわせで決まる。ここ、『掛け算』ってのが大事なんだ。

例えば、好きなことで仕事をするために必要なレベルが『30』だったとしよう。このレベルに達するために、お前さんは何をする?」

 

「そうだなぁ……スキルレベル上げるかな。そっちなら、自分でもできそう。コミュニケーションは今、ちょっと凹み気味だし」

 

「なるほど。スキルレベルだけを上げるという発想だな。もちろんそれもアリだ。お前さんのコミュニケーションレベルは『3』。てことは、仕事をするにはスキルレベル『10』が必要だ」

 

「……け、結構ハードル高くない……?」

 

「高いな。今のスキルレベルも3だとすると、血を吐くぞ」

 

「うっ……」

 

「だが、ここで『掛け算』が生きてくる。答えが30になる掛け算は他に何がある?」

 

「5×6。あと、その逆」

 

「そうだな。コミュニケーションレベル5、スキルレベル6だ。……さっきのと、どっちが簡単に思える?」

 

「もちろん、5×6ですよ! ……あれ?」

 

「そう。この2つを分けることによって、やれること、できることが手の届く範囲になるんだ。もちろん、即届くわけじゃないかもしれない。でも、3から10の道のりより、3から5と3から6の方がずっとラクに思えるし、実際ラクだ」

 

「そっか、分けるとハードル下がるんだ。できるって気がしてくる」

 

「世の中にはスキルレベルだけで突き抜けてる天才もいれば、コミュニケーションの達人もいる。でも、それは『類まれなる才能』の持ち主というやつだ。後世に残る芸術家とかな。彼らと同じことをしようとしても、凡人には難しいだろ?
だからこそ、掛け算、割り算の思考で考えていけばいいのさ。

……さ、それが分かったらさっさとレベル上げ行ってこい」

 

「ラジャー! 元気出てきた、行ってくる!」

 

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本日のTIPS

● 活躍できるかは『スキルレベル』と『コミュニケーションレベル』の掛け算で決まる

● 掛け算なので『片方をとことん延ばす』と『両方を上げる』の選択ができる

● 両方を上げるほうが、結果に早く手が届く!

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