人生は、楽しいストーリーにしたもの勝ちだ

レベル1から始める人生劇場、行きまーす!

【人生逆転クエスト第1話】『コミュニケーション経験値』からすべてが始まる

いらっしゃい。ここは成幸亭、成幸したい冒険者のための出会いと別れの酒場だよ。

今日は、何がお望みかな?

 

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人生逆転クエスト第1話

『成幸のための2つのレベル』

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「ねえ、マスター。私ね、自分の好きなことをやって生きていきたい、好きな人に囲まれて、お金もしっかり稼いで、楽しい人生送りたいって思って活動してきたの。でも、空回りが多くってさ」

 

「空回り?」

 

「例えば、交流会に出たり、そこで会った人に連絡取って個別に会ったり、いろんなセミナー出て学んだり、声掛けしたり……。でも、そういうことをしても、断られまくるし、裏目に出るし、連絡取れなくなるし、嫌われることが多くて。ぶっちゃけ、しんどくなってきちゃったんだよね」

 

「なるほどなぁ……嬢ちゃんは挑戦し始めた時期だからなぁ。『失敗は成功の元』とか言われても納得できないんだろ?」

 

「うん。頭ではわかってるんだよ、1の成功の前に99の失敗があるってよく言うし。でも、その失敗のダメージが大きくて、対応してるうちに時間ばっかり経っちゃうの」

 

「なるほどな……多くの人が諦める部分だな、そこは。逆を言えば、そこを越えられたら早くなるぞ。

じゃあ、まずは成幸に必要な2つのレベルの話から始めるとするか」

 

「2つのレベル?」

 

「ああ。成幸には2つのレベルが絡んでいる。『コミュニケーションレベル』と『スキルレベル』だ。この2つを掛け合わせたものが、その人の実力を表すレベルになるってことだな」

 

「スキルレベルはわかる。専門知識とか技術のことだよね。コミュニケーションレベルも、まあ……なんとなくわかるかな」

 

「その『なんとなく』が問題なんだ。今日は『コミュニケーションレベル』の話をしてみよう。作者含め、ここでつまづいたケースが多いからね」

 

「作者?」

 

「あ、いやこっちの話。

コミュニケーションレベルは、言葉にするなら『相手と心を通じ合える力』『相手の気持ちを思いやる力』『相手の本音を見抜く力』『好かれる力』……色んな表現があるが、人と良い関係を築く力と考えてくれ。

このコミュニケーションレベルは経験値によって上がっていくんだ。経験値100でレベル2、30000でレベル8といった風に、積み上げていく」

 

「そのまんま、ゲームのレベルアップ方式なんだね。その経験値はどうやって決まるの?」

 

「基本は掛け算だ。

『出会ってきた、接してきた人の人数』
『好きな人の数(恋愛に限らない)』
『普段から話している人の人数』
『気軽に連絡が取れる人の人数』
『コミュニケーションについて学んだ時間』
『友人、恋人等、深い付き合いになった人数』
『深い付き合いの後、別れた人数』
『本音を話した数』
『夜通し語り合った回数』
『ケンカしてきた数』
『友達と呼べる人の数』
『経験してきた職業の数』

……まだまだあるが、要するに『人と接した数、頻度、期間』をかけていく。

これによって出た数値が『コミュニケーション経験値』。それによって、その人の『コミュニケーションレベル』が決まる。ここまでは分かるか?」

 

「うん、オッケー!」

 

「で、この『コミュニケーションレベル』こそ、人生を楽しく生きたり、好きなことをしてお金を稼ぐには絶対に必要な力なんだ。単純に考えて、レベル30の戦士とレベル5の戦士じゃ、できることも行ける場所も稼げる額も違って当然だろ?」

 

「そりゃそうだよね」

 

「……で、だ。ここからが重要なんだが。
『自分のコミュニケーションレベルがいくつなのか』の自覚があるかないかで、人生を気持ちよく生きられるかどうかが大きく変わる

 

「?」

 

「例えば、レベル3の人間が推奨レベル30のダンジョンに挑んだらどうなる?」

 

「瞬殺される」

 

「だよな。考えなくたって分かることだ。じゃあ、そのレベル3の人間が『自分はレベル30だ!』と思い込んでたら?」

 

「やっぱり瞬殺される」

 

「当然だな。じゃあ、その戦士が『俺は……俺はなぜ負けたんだ……』ってぐずってたら、君はどう声をかける?」

 

「そりゃ『あなた、レベル3だからね』って言うしかな……あ」

 

「そう。彼が落ち込んでいるのは『自分のレベルを見誤った』からだ。レベル3の自覚があれば、レベル30のダンジョンで瞬殺されても文句は言わない。挑戦するダンジョンをレベル6にしたり、それでも覗いてみたかったんだと納得したりするだろう」

 

「こう聞くと、当たり前の話だけど……コミュニケーションでも同じことが言える、と」

 

「その通り。『10年間飛び込み営業職で5,000人に会ってきた、イベント好きの女性』と『従業員5人の会社の事務を10年務めてきた、アニメを見るのが趣味の女性』だと、それこそレベル30とレベル3ぐらいの差がついてておかしくないだろ?」

 

「……確かに。それって能力じゃなくて、単純に経験の差だよね」

 

「ああ。そして、好きなことでビジネスしている人は、基本的にコミュニケーションレベルが高いんだ。レベルは経験値で決まる、つまり経験量が違う」

 

「言われてみると、成功してる人は前職が営業だったり、何千件ものセッションをこなしてたり……すでにレベル上げが進んでるんだ」

 

「そういうこと。だから、今の自分のコミュニケーションレベルがいくつなのか、まず自覚することだ。

ハッキリ言って、レベル3の人間がレベル30の人間と結果を比べることに意味はない。

大事なのは、レベル3の自覚を持ちつつ、『じゃあ4になるにはどうしたらいいんだ?』って考えることだ。さっきの例に出した通り、経験値には成功か失敗かは関係ないからね、何もかもが経験になる」

 

「……確かに、レベル10とか30とか50の人と比べてたかもなぁ。華々しい結果を見ては『私はなんでできないんだろう』って落ち込みまくってた。レベル3がレベル30のダンジョンに入ってたら、そりゃ瞬殺されまくって当然だよね」

 

「そういうことだ。もう一度言うが、コミュニケーションレベルは経験値で決まる。つまり、今レベル30の人にもレベル3の時代があったんだ。同じように、君が今レベル3でも30にのぼりつめることはできる。だからこそ、『今どういう状態なのか』を知ることが大事なんだよ」

 

「今がレベル3だと思うと、逆に気が楽になるね」

 

「ああ。その自覚が『気持ちよく行動する』ための第一歩なんだよ」

 

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本日のTIPS

● 自分のコミュニケーションレベルを自覚する

● 成功者はコミュニケーションレベルが高い

● レベル上げに必要なのは『経験値』

● 比較ではなく『自分がレベルアップするには?』を考える

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